• ホーム
  • 害虫・害獣の種類から選ぶ:アリ

害虫・害獣の種類から選ぶ

アリ

よくある発生場所と生態の特徴
 「アリ(蟻)」は、ハチ目アリ科に属する昆虫です。女王アリを中心とした社会生活を行い、雄アリ、兵アリ、働きアリなどの階級が見られます。
 アリの形態は、頭と胸と腹部で構成されており、胸部と腹部の間が細くくびれがあります。大部分のアリは野外に営巣しますが、家屋内に侵入するアリがいます。屋内に侵入したアリは餌と水分をもとめて徘徊するため食品などへの異物混入の被害も見られます。また、種類により人、特に乳幼児に噛み付く被害も見られます。アリは屋内に侵入すると比較的湿度の高い壁の中、天井裏、床下などに巣をつくります。
発生時期
 多くの種類は一年中活動し毎年、数回にわたり羽アリになり飛び立ちます。ヤマトシロアリの羽アリは4月から6月ごろが目安ですが、クロアリの羽アリは種類により発生時期が変わり5月から11月ごろまでの長い期間発生します。
実際の被害状況
蟻道(ぎどう)
 アリはシロアリとは違い木材を食害することはありませんが、床下や壁の中の湿気、又は雨漏りや水漏れが原因で腐朽した木材、シロアリが食害した箇所に巣をつくります。建物内に営巣すると室内にもエサや水分を求めて侵入します。大量に繁殖すると羽アリの発生がみられ不快感を与えます。
 また、クロアリは貴重な栄養源としてシロアリを捕食します。クロアリの発生が原因でシロアリの被害や雨漏れなどの被害が判明することもあります。
ヒュリカの対応措置
 現場に伺い、生息状況や環境状態を調査させていただき、クロアリ発生の原因を特定します。お客様の状況に合わせて施工内容、施工期間等をご提案しお見積書を提出いたします。
 また、環境の改善も御提案しクロアリの発生しにくい状況になる様、お手伝いさせていただきます。
再び被害に遭わないために...
 クロアリは餌や水分を求めて屋内に侵入します。食べかすの残しやジュース等のこぼしが侵入してくる原因になりますので、こまめな清掃が重要になります。アリは、小さな隙間からでもいつのまにか侵入し行列をつくります。アリは行列をつくるとその道筋にフェロモンを出し行列をキープします。行列している場所を熱湯で絞ったタオルなどで良く拭いていただくことで侵入を予防できます。薬剤での対処は、長い期間の効果は期待出来ないため環境の改善が重要です。

少しでも「気になる」場合は、ヒュリカにご相談ください。
ヒュリカでは、皆さまが安心・安全に長くお住まいになれるよう、最善の方法をご提案させていただきます。少しでも「気になる」お住まいの異常はお気軽にお問い合わせください。

害虫・害獣の種類から選ぶ